【乾燥が気になる秋の薬膳対策】

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秋になってくると、気温が少しずつ下がり、空気が乾燥してきます。


体内では、気や血の動きが鈍くなり、汗をかきにくいため、肌が乾燥し、さらには肺、口、鼻、喉などの粘膜も乾燥してきます。

 

◆五臓と五色の関係
五行では、秋の五臓は"肺"、五色は"白"になります。

中医学で言う肺の働きは、気・血・水を全身に巡らせる機能を持つと考えられています。
この「肺」が秋には負担が大きくなります。

そうなると、「呼吸器系、免疫機能が下がり風邪をひきやすくなる」、「水分代謝、皮膚バリアなどが弱くなり、肌が荒れる」などトラブルがでてきます。

そんな肺を補ってあげるのは、「白」の食べ物。
白い食べ物は、呼吸器系を活性化することに優れており、血圧安定、神経鎮静などの機能を持ちます。

 

秋は、肺をケアし、乾燥しないように、身体に水、気を与えてくれる次のようなものをうまく摂りいれることが大事です。

 

1.肺を潤すもの

例)白キクラゲ、らっかせい、栗、豆腐、湯葉、くわい、百合根、里芋、レンコン、梨、いちじく、松の実、ピーナツ、鴨肉、豚肉など

 

2.身体に必要な水分を生じさせるもの
例)レモン、梅、あんず、レモン、ぶどう、梨、柿など

 

3.気を養うもの

例)新米、かぼちゃ、さつまいも・山芋などの芋類

 

特に、南瓜(かぼちゃ)は、豊富な種類のビタミン、ミネラル、そして食物繊維が含まれ栄養満点。さらに、粘膜を強くしたり、気を補ってくれたり、胃腸の働きを高める効能が期待できるため、秋にはとても大切な食材です。

秋写真.jpg

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 東京・自由が丘
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